電磁気学特論(SPM)
2012年 | 2013年 | 2014年 |
レポート課題1 出題 05/23 〆切 06/06
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左図は,よくある電磁誘導の問題である.一様な,下から上に向かう磁場中にU字型の電気抵抗が無視できる導線を置く.そこをまたぐように抵抗のある導線を置き,一定の速度で図の右方向に引くと電磁誘導が起こり,閉回路に電流が流れる.系に存在する電場は,抵抗がある区間のまわりのみで,電流に沿った方向である.一方,磁場は,もとからある一定の磁場と,誘導電流にともない発生した磁場の合成である.以下の問に答えよ. (1)はじめ,誘導電流による磁場を無視する.抵抗のある区間の電場を,導線の断面に垂直な面内で見たものが下図である.系のポインティングベクトルを作図し,その意味するところを考察せよ. ![]() (2)つぎに,定常磁場を無視し,誘導電流で生じた磁場と電場から作られるポインティングベクトルを作図し,その意味するところを考察せよ. ※磁場に「重ね合わせ」が成り立つため,ポインティングベクトルも上の様に別々の磁場について得られた結果を重ね合わせることで得られる. |
レポート課題2 出題 07/04 〆切 07/18
以下のリンクの,"Laser Focus World"誌記事を要約せよ.ワープロを使用,ボリュームは図も入れてA4版1枚以内.ここで,以下の質問に対する解答がなされていること.
NOVEL USES OF OPTICAL FIBER: PRISM makes hollow-core fibers single-moded
- フォトニック結晶ファイバーの低損失化にあたり,問題となっていることは何か
- PRISMはどうしてこの問題の解決策となり得るのか
- PRISMとはどういったアイデアか
- 現在,PRISMファイバーの最低損失は7.9dB/kmだが,将来更に改善される見込みはあるか