絶版コレクション
BLT fx-350TL
メーカー | BLT(中国のメーカー) | 06/06/17初出 07/09/20補筆 |
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型式 | fx-350TL | ||
実売価格 | \126 | 但し送料,代引き手数料を入れると\1,386 | |
入力方式 | 数式通り | ||
角度モード | △ | [MODE][MODE][数値] | |
[F<->E]キー | ○ | [ENG] | |
メモリSTO | ○ | [STO][A-F, M,X,Y] | |
メモリRCL | △ | [RCL][A-F, M,X,Y](CASIO方式) | |
√キー独立 | ○ | ||
x^2キー独立 | ○ | ||
1/xキー独立 | ○ | ||
BSキー | ○ | ||
この電卓は店には売っていなくて,私はヤフオクで落札した.Googleなどで検索すると,あちこちのオークションに出品している零細業者が出所であることがわかる.従って定価は無く,私の購入価格が標準的な入手価格と考えて良い.生産は中国. この電卓,経緯はよく分からないが, CASIOの絶版モデル,fx-350TLとキー配置,操作が全く一緒.合法的にライセンスが移行されたものなのか,CASIOからLSIだけ買って組み立てているのか,違法コピーなのかは不明.しかし,CASIOのコピーだけにキー配置に関しては満点に近い点数をあげて良い.特に,fx-350TLは後のモデルで改悪された,メモリ[STO],[RCL]もまだ独立しているし,機能が限定されているだけ主要な関数は全て表にある.x^3と3√まで表側にあるのは,ちょっと勿体ない.独立メモリの[STO],[RCL]キーだったら完璧なのに. 一方,製品の質感という点においては,やはり中国製.ボタンの操作性,キートップの刻印,液晶のコントラスト,どれも現行の日本製品とは比較にならないほどチープ. あと,使っているうちに,だんだんキーを強く押さないと認識されなくなってくる.接点の寿命が短いようだ.やはりMade in Chinaはまだまだ,ということ. 今は入手不可能な名機fx-350TLの操作性を求める人,電卓なんて計算が出来ればよい,と言う人なら如何? |